見る前から、こういうドキュメントは面白いだろうと思っていた。
予想以上の面白さ、ためになる番組であった。
ずっとひとつのことをやり続けたいと願い、ずっとひとつのことをやり続ける。ロックの求道者として、ロックスターを演じ続けているうちに本物になった。ずっとやり続ければ本物になるんだ。矢沢永吉さん自身も「非常に地味よ」と番組中話していた通り、コンサートで歌うために体を鍛え健康を管理しコンサートをつくり上げる準備をし、曲を作り・・・その一連の作業をし続けている。それは、歌うのが好きで、歌いたいから。それでいて、徐々にすることの範囲を増やしている。これまた地道に。若いミュージシャンとバンドを組み、彼らに教えている矢沢は非常に嬉しそうだ。
3年後、69歳になった時にロックを歌っていればさらにロックだし、
その先も歌い続けていればもっとロックだ。