思考と表現の日々

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店舗はショールームになっていく

 先日、アパレル店員の方に関するツイートで

「客に声をかけるのは、買う気のない客に早く帰ってもらうため」

という趣旨のものを見た。

 

 ちなみに自分の場合、

 店に行く時点でその商品にある程度関心がある。その服を着る場面を想定している。

百貨店にあるブランドの場合は、値段がそこそこに高いので買うのを失敗するわけにいかない。ブランドのオンラインストアで画像を見て、おおよその目星をつけておく。しかし、画像だけではわからない情報(大きさ、素材、感触)があるので店舗に向かう。店舗で実際に触って、活用できそうだと思ったら購入する。店舗に行くと、他の商品も見ることができて、より自分にあった商品を発見することができる場合もある。店員の方の提案を聞いて、さらなる活用方法が見つかる場合もある。メンテナンスの方法も聞くことができる。

 

 いきなりオンラインショップで購入しても問題ない商品がある。サイズをあまり気にしないでもいいインナーや靴下だ。「綿100%」とあれば大体の感触はわかる。多少大きくても外に見せる服でもないので気にならない。

 

 店頭でいろいろと触れて、買わずにネットショップで買う人の気持ちもわかる。店員につきまとわれたのが嫌なだけではないのだ。他の人が触れたかもしれない商品を着ることに抵抗があるのだ。ネットショップならば一応は洗ったであろう商品が手に入るのだ。洗ってなくても、誰かが着たという確証はない。その分清潔だ。

 衣服の場合、あらかじめ自分が着たいイメージがある場合もある。その場合は店員の提案は無意味な場合もある。

 いっそ、店舗で直接買う場合はオンラインより展示品特価としてちょっと安くなるとか、ショールームとして割り切ってしまうかにすればいいんじゃないかとも思う。