思考と表現の日々

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SNS拡大の不可避な限界

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 親や上司と同じSNSにはいたくないですよね。同じ世界にいたら、言えない話題も出てくる。ゆえに、SNSの規模拡大には限界が出てくる。それ以外にも細かいルールを勝手に決めてくる「友達」や一切ルールを無視して会話すらできないどこかの誰かの出現とか様々なトラブルがSNSにはつきものだ。

 中高生が親に対して思うだけでなく、その親も自分の親に対して同じ世界にいてほしくないと思ってるのです。親はいつまでも子供は子供なので。

もしくはこれは子供の手前言えない話題があるからこどもとは別の世界がほしいと思っている場合があります。

もしくは、親子の関係であっても関係を良好にしたり成長のためにお互いに知らないほうがいい話題というのもあります。(子供の諸君は、親が自分に言えない世界を持っていることなど想像できないだろう、実はワタクシも中高生当時は想像できなかった。)

 そういう意味では閉じた系であることが前提のLINEはよく出来ていますね。話題ごとに別のグループで話せばいいのですから。

 親子間で話せない話題って、なんとなくやましいイメージを想像しがちなんですが、実はそうでもないことも多いんですけどね。趣味の話題や、子供の見本であるべきという責任があるゆえに話せない本音とか。ただ、子供が小さすぎて親もひとりの人間であることを認識できない時期だったり、子育てに一生懸命になりすぎるがあまり自分がひとりの人間であった自分を忘れてしまってたりとか。(子供や自分の負の部分を認識できなくなっている)

 それぞれの年代が、違う場所で井戸端会議の場所を儲けるのは精神衛生上いいことだと思います。特に親は、子供と同じSNSからは大人として離れなければいけない立場になりがちですから。