思考と表現の日々

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分かりやすい平等

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 なぜか「夜のシフトには必ず週1回は入る」とか「役員は1回はやる」など、構成員の事情を無視したルールが
ありまして、その中で皆が多少窮屈な思いをしながら日々を過ごしていることがあります。
 こういうのは女性に多いのですが、合理的ではないのになぜこんなことがまかり通るのかと考えたら、最近に
なって見えてきたことがあります。

1.お互いがお互いの事情を知らない。関係が深まっていない。
2.お互いの関係が悪化して破綻しないための防御策。
3.会社や組織の場合、構成員が変わって関係性が変わったがゆえに組織の機能が低下することを防ぐため

1.の場合は、お互いの関係性を深めれば事情を考慮して融通をきかせることができるようになります。

しかし、人間関係は猫の目のように変わるので2.のように対策を練ることが多いです。人間関係が悪化する時は
仕組みの穴を突いて揉め事が起こります。その場合、得している方はそれに気づいていないことが多いです。

3.の場合は構成員の意思よりも組織の存続を重視しているのですが、あまりに無理のある「平等にする決まり」
だとしたら、離職者が続出し、やはり組織が立ちゆかなくなります。

 不合理で窮屈な平等だったりするのですが、それ以上に守らないといけない組織や人間関係があるのです。
窮屈すぎると人間関係が悪くなったり組織がおかしくなるので、構成員によって平等にするところの度合いを
変える方が安全なのかもしれませんね。